日本ボストン会 The Boston Association of Japan

2011年 5月 15日 更新

イタリー料理店ラ・ボーエムで
東京都庭園美術館の庭で
日本ボストン会 The Boston Association of Japan
                        吉 田 紀 子

 2000年4月、多摩森林科学園のハイキング以来、義母の在宅介護のために、しばらくボストン会の集いに御無沙汰しておりました。

 今回はご縁があり、6月19日土曜日午後1時半に東京都庭園美術館前に集合、午後2時から開催されるミュージアム・コンサートでピアノとフルートの演奏を1時間鑑賞後、美術館にて開催中の「シルクロードの装い」展覧会で中央アジア・シルクロード地域(ウズベキスタン、トルクメニスタン、キルギス、タジキスタン、カザグスタン)の伝統的な染
織・衣装の展示品に接し、同時にこの地域の伝統美を現代パリの最新モードに取り入れたファッションを合わせて楽しむことにしました。

 会場はJR目黒駅から歩いて約7分、高速道路沿いの緑の森の正門入口で酒井夫妻、俣野夫妻、生田さんと私共夫婦が時問通りに落ち合いました。

 門からアール・デコ調の元朝香邸の玄関まで砂利道を少し歩きますが、ファッション関係の男女の若者達が多数集まってきていました。

 コンサートが午後2時開演のために、建物の奥に作られた約200人程度は入るホールには、子連れの家族グループが多数詰めかけていました。

 出演者はフルートが鈴木佐英子さん、ピアノは谷有希子さん、お二人ともヨーロッパでの演奏経歴を持つ新進の演奏家で、曲目はバッハ、ラフマニノフ、ガーシュイン等馴染みある作曲家の曲を身近かに、素晴らしいソロや合奏で聞かせて戴きました。

 実は私は最近、フルートを習い始めましたので、プロの演奏を身近かに聞いて感激でした。

 その後、「シルクロードの装い」の展示品と建物を鑑賞中に佐藤(文)さんにもお会いし、後で外に出ると、都会の中のオアシスといった風情で、建物・庭の自然と彫刻が楽しめる庭園でした。

 最後は庭園美術館を出て少し歩き、ラ・ポーエムでイタリー料理を楽しみました。隣の席では若いカップルの披露宴が開かれていて、賛沢な半日でした。

東京都庭園美術館訪問記