日本ボストン会 The Boston Association of Japan
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大山ハイキングと豆腐料理を食べる会

                             山崎 恒

5月14日(土)、山の会主催の大山ハイキングと豆腐料理を食べる会の日である。

天気予報は曇り、山の上は雨ではないかという危惧が全く無かったわけではないが、とにかく決行ということで、午前8時過ぎに小田急秦野駅に集合することになった。

事前に幹事の當間さんから、丹沢・大山フリーパスというのを購入すると、小田急線の乗車賃だけでなく、大山でのバス料金も含まれるからお得ですよという案内を頂いた。それを購入して、秦野駅へ。

改札口を出ると、當間さんが待ち構えておられ、とにかく大変な人だから、バスヘ急いで下さいと言われた。なるほど、バス停には長蛇の列が出来ている。こんな所に並んで、果たして一台目のバスに乗れるだろうかと思うような所にとりあえず並ぶことになった。列はどんどん伸びていった。

このような天気の日でもこのような人出なのだから、お天気の日にはいったいどのようなことになるのだろう。

スケジュール表どおりの時間にバスが到着した。幸いなことに、我々はこのバスに乗ることができたが、同じボストン会のメンバーでも、このバスに乗れない人が出た。

このバスで、標高大体850メートルくらいのヤビツ峠まで行った。そこで、しばらくは後続のバスを待たねばならないと思っていたら、待つまでもなく次のバスが到着。余りの人のため、臨時のバスが増発になったようだ。

そこから、大山の頂上を目指して標高差450メートルくらい登っていった。

阿夫利神社本社のある頂上にたどりく着くと、誰かが「ああ、富士山が見える」と叫んだ。本当に、木々の間に富士山の頂上部分がはっきりと見えた。だが、こんな曇りの日にと幸運に感謝しているうちに、霧の中に姿を消してしまった。

それにしても、山は雨だろうとの予想にも関わらず、一滴の雨も落ちてこない。かんかん照りでもないので、かえってよい登山日和ということも言える。束の間の富士山といい、この天気といい、本当についていたのですね。

本日のメインイベントは麓に下りて、大山豆腐の会席を頂くことである。そこで、持参の軽食で腹おさえをして、いよいよ山を下りることになった。

先ずは、見晴台まで下りて小休止。そこから下社のケーブルの駅へ行き、ケープルを利用する人、歩いて下りる人に分かれた。私たちは徒歩下山に挑戦。

麓のケーブルの駅のところまで、女坂を通って行くと約1,900段の階段があるという。もちろん、高さもまちまちの山の階段である。登るより下りの方がはるかにきつい事は、そこまで下りてくる間に体験済み。

ひたすら下りて、下りて、下りて、麓のケーブル駅に着いたときには正直なところホットした。

それだけに、ビールと豆腐会席の美味かった事。豆腐やおからが、あれほど美味かった事はなかった。参加出来なかった皆様方にお気の毒でした。

それにしても、女性参加者の健脚振りには脱帽。そして、この会を計画してくださった當間さん、本当にありがとうございました。

2005年10月10日