最初は興味本位で、実際のオークションはどういうものだろう。今の若手芸術家(芸大生や卒業後3年以内)はどんな絵を描くのだろう。と気楽な気持ちでした。
けれども 内心 はたしてわたしのような素人が」参加してもよいものか とても緊張しました。
オークション会場は丸の内の三菱商事ビルでした。
オークション開始前 参加者はワインやシャンパンのグラスを手に 出品作品やその作家とまじかに接し、作品をじっくり見たり、作品についての情報をえることができました。
今回の作品はほとんどが日本画で、普段油彩画を多く見ている私にとって、とても新鮮で、日本画の線や色調のすばらしさに見とれてしまいました。
31点どれもすばらしく、魅力的な作品で、家に飾ってみたいものばかりでした。オークションは1万円から始まりましたが、,競り落とされる値段はわたしには手が届きませんでした。
それでも気に入った作品にパドルを上げれば 作品が気に入ったという意思表示であり, 画家に勇気と自信をあたえるというjことを後で水野さまから伺いなるほどとおもいました。
このプログラムに参加して2つの大きな感動をえることができました。
このようないろいろな意味で厳しい環境のなかで 若い芸術家ががんばっている姿をまじかにみられたことで、とても勇気づけられました。(芸術は人を感動させ、こころの糧となり、社会に欠くことができないものですから。)
そして彼らを応援する企業があることを知ったことです。
三菱商事はこのようなプログラムを通じて 芸術美術を志す若者への奨学金を提供していることを、知り、心の中で拍手をおくりました。
実際 絵を競り落とすことはできませんでしたが、プログラムに参加できたということで、かげながら若手芸術家を応援したいという気持ちになれたことです。
今回は7回目だそうですが、ぜひ、永くつづいてほしと願い、 機会がありましたらまた参加させていただきたいとおもっています。
ありがとうございました。
三好 美智子
「ART GATE PROGRAM」に参加して