小野田 勝洋
早朝7:30過ぎに東京駅に着き、丸ビル周辺でご一行を探しました。さすがに早朝であり、他の団体は見当たらず、我がボストン会の面々が一団となって丸ビル正面にお集まりでした。まさに快晴、一点の曇りもない秋空が広がっています。バスは青色のちょっと小型の可愛いバスです。人数(16名)に合わせて幹事さんがバスサイズを調整されたとのこと。バス旅行への期待が高まります。幹事さん(藤盛さんご夫妻、水野さん)から用意いただいた分厚い資料をいただき、今日の旅の感激を深める知識を得ます。
早目に皆さん集まり定刻の8:00前に出発。順調に首都高を進みます。ところが残念、渋滞というか停止状態でほぼ1時間を経過。その間、幹事さんから旅の資料のご説明があり、塩原地域の詳しい情報を知りました。その後は東北道を順調に走り、羽生インターで休憩後、西那須野インターを降りました。渋滞での遅れを取り戻すために多少予定を詰めた行程となりました。
先ずは塩原ダムにかかる「もみじ谷大吊橋」渡りです。とても長いしかも立派な歩道橋です。足下には水面がはるか下。ゆらゆら揺れる吊り橋を楽しみながら対岸へ。対岸は公園風になっていて、もみじの木も植えられ、紅葉が楽しめました。快晴の空と水の色、紅葉の景色と三点セットを楽しみました。
次はお楽しみの宿、塩原温泉割烹旅館「湯の花荘」です。ここは幹事さんが下見の際に夕食を楽しまれ、とても美味しかったとのことで、今日はお昼ですが、皆でお味を楽しみにしていました。期待に違わぬお料理で美味しくいただきました。
お食事が終われば、温泉です。大浴場と露天風呂があります。源泉は60度の高温泉で、通常の温泉はそれに加水して冷ますのですが、ここでは熱交換器により加水せずに源泉のままのお湯を少々高めの適温にして、源泉かけ流しを楽しませてくれています。露天風呂は箒川に面し、川の流れと木々の黄葉が楽しめます。さらに楽しみなことに露店風呂にはお酒がおいてあって、コップについで好きなだけいただけます。自然を満喫し、温泉を満喫し、お酒を満喫し、みんな大満足!
また、バスに乗り「虹の吊橋」です。そこには塩原温泉観光協会があり、ここの紅葉は真っ盛りとの事前情報でした。言葉に違わず、他の場所はすでに終わりの紅葉でしたが、ここばかりは今を盛りの紅葉で、皆さん夢中でシャッターを押しました。
紅葉、お食事、温泉、また紅葉と塩原を楽しみ、いよいよ帰路に着きます。「日塩もみじライン」が紅葉名所とのことですが、すでに盛りを過ぎているとのことで、今日は「塩原バレーライン」を通って帰ります。その後は渋滞もなく、東北自動車道を通って、19:30には出発点の東京駅丸ビル前に到着しました。その間幹事さんご用意の資料を勉強し、クイズを楽しみ、次回の紅葉狩りはどこにしようか、ちょっと遠いけれど一泊旅行で奥入瀬渓谷が良いのではないかなど歓談しながらの楽しい帰路でした。
2014年 12月 3日更新