■第14回ホームコンサート
2019年 4月28日(日) 於:関幹事宅
平成時代も僅か2日を残すのみとなった日曜日、この日を祝うかのように、久し振りの快晴に恵まれました。14回目となった今回のクラシック・ホームコンサートには、ボストン大学の音楽博士号を持つピアニスト、大沼岳彦さんに帰国10周年記念として再登場いただき、33名の出席者の皆さん、素晴らしい演奏を堪能されました。ショパン、バッハ、ベートーヴェンの作品の後、ファウストをモチーフとした40分に及ぶリストの大作ソナタを、全く休むことなく見事に演奏。巧みな話術による解説もあり、音楽を楽しむだけでなく、曲の背景にある意味を学びながらの鑑賞で、好評でした。
演奏の後は恒例により、皆さん懇親会で会話に花を咲かせ、交流を一層深められたようです。ご高齢の方も多いのですが、いつものように大いに楽しんでいただけたようで、何よりでした。
(担当幹事: 関 直彦・尚子)
■第13回ホームコンサート
2018年11月25日(日) 於:関幹事宅
今年の春は適切な新しい演奏者が見付からず、スキップ。そこで秋の開催となりました。今回は芦屋市在住の木田陽子さんによるピアノ演奏。彼女は東京藝大卒業後、ボストンのロンジー音楽院、ニューイングランド音楽院で修士号、博士号を取得してアメリカを始め、世界各地で広く演奏活動を続け、現在は日本で活躍しているピアニストです。今回選ばれた曲目の半分はアメリカの作曲家による作品で、ニューイングランドの秋を思い起こさせる曲、ジャズの要素を取り入れた当会に相応しい曲など、34名もの聴衆を大いに魅了し、楽しませる素晴らしい演奏でした。会場の最大収容能力は34名が限度で少々窮屈でしたが、懇親会も含め、大変好評の内に終わりました。
ちなみに木田さん(木田は演奏名で、本名は宮野)は、ご主人の宮野元太郎さんと共に日本ボストン会に早速入会しました。今後、皆様の応援をお願いします。 (担当幹事: 関 直彦・尚子)
■第12回ホームコンサート
2017年10月21日(土) 於:関幹事宅
今年2度目となったホームコンサートは、ボストンを拠点に欧米でピアノの演奏活動を続けている、当会会員でもある建部佳世さんをお招きしました。佳世さんはかつて、日本ボストン会が発足して間もなく、当会のレディス会主催の演奏会でピアノ演奏を披露しており、今回で2度目の出場となりました。台風前の悪天候にも関わらず出席いただいた32名の聴衆は、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパンなど、佳世さんのエネルギッシュな演奏に魅了されました。また客演として、佳世さんの弟さんで、NHK交響楽団のコントラバス奏者を永年務めた建部欣司さんに、エックレスのソナタを演奏していただき、なかなか接することの稀なこの楽器の演奏を楽しみました。 演奏後は恒例により、ビュッフェスタイルの懇親会で歓談いただきました。 (担当幹事: 関 直彦・尚子)
■第11回ホームコンサート
2017年5月28日(日) 於:関幹事宅
今回は、20年間程ボストンを中心に日米欧で活躍して、昨年帰国れたピアニスト兼作曲家の戸口純さんをお招きしました。また客演として当会の歌う会のリーダー、酒巻則子さんのソプラノも加わり、コンサートを盛上げました。酒巻さんはかつてボストンで修行中、戸口さんに伴奏をお願いしていた仲です。
戸口さんの演奏は超絶技巧を駆使した素晴らしく、迫力のある演奏で40人近くの聴衆を魅了しました。自作の曲も素晴らしい才能を示すもので、今後の活躍が大いに期待されます。また聴衆から提案を受けた旋律をモーツアルト風、ドビッシー風、ジャズ風などに即興で見事にアレンジし、会場を沸かせました。戸田さんはこの日をもって、当会に入会しました。皆さんの絶大なる応援をお願いします。
演奏が終わってからの懇親会、天気にも恵まれて、皆さんに会話を楽しんでいただきました。 (担当幹事: 関 直彦・尚子)
■第3回Jazzコンサート
2017年6月5日(日) 於:関幹事宅
日曜日の昼下がり、久し振りにジャズによるホームコンサートを開催しました。今回はヒロ高田氏によるジャズ・ピアノのソロ演奏。ブルースから始まり、ジャズの歴史を辿った数々の曲を、解説を交えながら披露していただきました。懐かしの名曲、心の体も躍る楽しい曲、高田氏のオリジナルの曲など、出席者一同、感動に浸ったひと時でした。ジャズの流れがよく理解でき、良い勉強にもなりました。
ジャズ・ピアニストで作曲家のヒロ高田氏は、デック・グローブ・ミュージック(ロサンゼルス)、バークリー音楽院やジュリアード音楽院などでジャズ演奏と作曲を学び、現在は日本で活躍しています。当会のホームコンサートには3度目の出演でした。
演奏の後は恒例により、ビュッフェスタイルの懇親パーティ。朝に降っていた雨も昼前には止み、ベランダも解放。総勢33名の参加者は賑やかな会話に花を咲かせていました。
(担当幹事: 関 直彦・尚子)
■第10回ホームコンサート
2015年5月31日(日) 於:関幹事宅
今回は、ボストンを中心に世界で活躍しているピアニスト、関野友記子さんをお招きしての素晴らしい演奏会でした(関野さんのプロフィルは http://yukikosekino.com/ をご覧ください)。ちなみにご両親はボストン在住の当会会員。出席者数は予想を超える42名でしたが、何とか小さいホールに収まりました。ハイドン、ベートーヴェン、スクリャービン、ラヴェル、ショパンの作品の迫力に満ちた見事な演奏に一同、大いに魅了されました。
演奏の後は恒例の懇親会に移り、新会員となったMr. Tom Clarkご一家も加わっての歓談を楽しんでいただきました。前日まで雨天の天気予報だったのが、幸いなことに晴天に転じ、緑に囲まれたベランダでも料理や飲み物を手に、会話に花を咲かせました。
(担当幹事:関 直彦・尚子)
■第9回ホームコンサート
2014年5月11日(日)
爽やかな新緑と色とりどりの花の香りに包まれ、最高の天気に恵まれた5月11日の日曜日。日本ボストン会の第9回ホームコンサートを関幹事宅で開催しました。今回はボストンから来られたヨハナン・ケンドラー氏(ヴァイオリニスト兼作曲家)とミンフィン・リン女史(チェリスト)に、当会会員の大沼岳彦氏(ピアノ)によるソロ、デュオ、トリオの構成で、約30名の聴衆は美しい音色の演奏に大いに魅了されました。
今回は特別ゲストとしてボストン交響楽団のホルン奏者であるケビン・オーウェン氏も出席されました。彼はかつてボストン・ポップス・エスプラナード・オーケストラが日本公演に来た2002年と2003年に、同オーケストラの有志を募ってアンサンブルを組み、日本ボストン会のために特別に無償でコンサートを催して下さった方で、旧交を温めました。コンサートの後は恒例により、懇親会で大いに食べ、飲んで歓談を楽しんで頂きました。
(音楽の会担当幹事: 関 直彦・尚子)
■第8回ホーム・コンサート
2013年6月2日(日) 於関幹事宅
梅雨入り宣言があって数日後、空は晴れわたり、爽快な天気のもとで祝福された演奏会。今回はボストン大学音楽部などで研鑽を積んだ辻由記子さん(フルート)と大沼岳彦さん(ピアノ)、ニューイングランド音楽院などを出た笠原慶昌さん(ホルン)による素晴らしいクラシック演奏でした。ポピュラーな曲はなくとも、楽しく美しい音色に聴衆は魅了されました。良い選曲でした。演奏の後は、例によって賑やかに懇親会。総勢36名でした。このコンサートの目的のひとつは、ボストンで音楽を学んだ若い演奏家の活動を支援することにあり、該当する演奏者をご紹介頂ければ幸いです。(幹事: 関 直彦)
■第7回定期ホームコンサート
2012年5月20日(日)於:関幹事宅
みずみずしく緑の薫る5月、今回のホーム・コンサートは趣向を変えて、ジャズ・コンサートとしました。いずれもボストンのバークリー音楽院で研鑽を積んで、広く活躍中のヒロ高田(ピアノ)、井上信平(フルート)、河原秀夫(ベース)による素晴らしい演奏。30人の聴衆は、懐かしくアメリカを想い浮かべたようです。演奏の後は恒例の懇親会で、大いに食べ、飲み、談笑を楽しんでいただきました。(幹事: 関 直彦・尚子)
■第6回定期ホームコンサート
2011年10月9日(日)
秋の気配が忍び寄り、金木犀の香る10月9日の午後のひと時、日本ボストン会の定期ホーム・コンサートを関幹事宅で開催。今回は大沼岳彦さんと生田恵子さんのピアノに堀子孝英さんのオーボエによる熱演で、多くの参加者を魅了しました。哀愁を帯びたオーボエの音色はいかにも秋に相応しく、また選曲も素晴らしく、正に芸術の秋を堪能。バークリー音楽院を卒業し、今やCMや映画向けの作曲家として売れっ子になっている佐藤彰信さん作曲の見事な作品も披露されました。演奏の後は食欲の秋。料理を囲み、飲物を片手に歓談に花をさかせました。ボストンゆかりの若い演奏家達を応援しましょう。 (担当幹事 関 直彦・尚子)
■第5回定期ホームコンサート
2011年3月13日(日)
東日本大地震の2日後でしたが、熟慮の末、3月13日に第5回日本ボストン会定期ホーム・コンサートを予定通りに開催。最初に、震災で亡くなられた方々のために1分間の黙祷を捧げ、哀悼の意を表しました。今回のコンサートはクラリネット、ホルン、ピアノの組合せによる数々の素晴らしい演奏で、しばし未曾有の災害の恐怖を忘れることができたようです。日本の音楽評論界で第一人者である蒲生美津子先生も出席され、かつてヨーロッパで盛んに行われていたホーム・コンサートを彷彿させる、とのコメント。演奏の後はいつもの通り、ビュッフェ・スタイルの懇親会を楽しんでいただきました。(音楽の会幹事 関 直彦・尚子)
■初のジャズ・コンサート
2011年1月23日(日)
最初の試みとして、1月23日の日曜日の午後に関幹事宅においてジャズ・コンサートを開催。演奏してくださったのは、1970年代の終わり頃にボストンの名門、バークリー音楽院で研鑽を積んでその後、アメリカや日本で演奏活動を続けているピアニストで作曲家のヒロ高田さんと、ベースの河原秀夫さん。燻し銀のような演奏、旧き良き時代のアメリカを彷彿とさせる曲、懐かしい曲が30余人の聴衆を魅了しました。演奏の後は、アルコールありのティーパーティで歓談に花を咲かせました。(関直彦)
■ Boston Pops 有志によるミニ・コンサートと交歓会
2002年7月17日(水)
Boston Popsのホルン奏者4名による珍しいカルテット。演奏後の懇親会。和気藹々と楽しいひとときが繰り広げられました。参加者は奏者と先方のゲスト(ボストン・シンフォニーのバイオリン奏者)を入れて44名でした。
関直彦『あのボストン・ポップスがやってきた!』 >>